フランスのアンティークチャーム（御守り）＜不思議のメダイ＞です。
マリア様の全身を描いた、現行品よりも凹凸のないタイプ。

表面には、無原罪の聖母マリア（1830年にパリのバック通に出現した時の姿）が、体重を少し右脚に掛け、左の膝を軽く曲げたコントラポストの姿勢を取って、雲上の球体上に蛇を踏みつけて立ち、両腕を少し広げて斜め下に伸ばしています。掌は前に向けられて見る者を招き、両手の指輪から恩寵の光が注がれています。
周囲にはラテン語で"O MARIA SINE LABE CONCEPTA, ORA PRO NOBIS QUI CONFUGIMUS AD TE. "　(罪無くして宿り給えるマリアよ、御身を避け所とする我らがために祈りたまえ。）の文字。
裏面には、マリアのMと十字架を組み合わせたモノグラムがあり、その左下にイエスの聖心、右下に聖母の汚れ無き御心が配され、十二使徒を象徴する12個の星が取り囲んでいます。