アンティークメダイ [St Christophe+Maria]

商品詳細

フランスの希少な2聖人アンティークメダイです。
表面には、巡礼地カンポカヴァッロ (Campocavallo) の聖堂に安置されている奇蹟の御絵、カンポカヴァッロの悲しみの聖母 (Beata Vergine Addolorata di Campocavallo) を描き、水色エナメルで飾ってあります。
愛する息子イエスの遺体を抱き、天を仰いで嘆く悲しみの聖母。

裏面には、地球を持った小さな子どもの姿をしたイエス・キリストを背負い、川を渡る聖クリスファー。

八角形は安定感のある美しい形ですが、キリスト教においては「再生」を象徴する図形でもあります。洗礼の際に全身を水に浸す方法が採られていた古い時代の聖堂建築では、礼拝堂から独立した洗礼堂が設けられていますが、その多くは八角柱の形をしていました。「神の母」として恩寵の器なる聖母マリアのメダイが八角形に作られる場合、その形は「再生」を表しています。人生の再出発を誓っている方、お供にいかがでしょうか。

聖クリストファーは3世紀の殉教者の1人で、「世界でいちばん強い王様に仕えたい」と願い、人が川を渡れなくて困っている人々のため、その大きな川の渡し守をしながら、いちばん強い王様に出会うチャンスを待っていました。
ある日、小さな男の子を背負い、川を渡り始めたのですが、その子どもはどんどん重くなっていきます。やっとの思いで川を渡りきると、その子は「世界の創造主である私を乗せたのだから、重いのは当然です。私は世界中の重荷をしょっているのだから」と言いました。こうして彼は「クリストファー」(=キリストを背負う者)と呼ばれるようになりました。
このような逸話をもつ聖クリストファーは海や川の守り神。
現代では旅人や交通(車)の守護聖人、あるいは、水難や嵐から守護してくれる聖人として知られています。
欧米では、安全祈願として贈り物にされることも多い守護聖人です。近年、水にまつわる災害が絶えない日本列島。大切なあの人にプレゼントしてみては?

商品詳細

made in France*フランス
年代 1890年代
size 直径約9mm(環部含まず)
コンディション とても古いものなので、経年・使用による多少のキズや汚れはあるものとお考えください。

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